まぶち清和後援会

終戦記念日

今日は、77回目の終戦記念日です。今年は、ロシアのウクライナ侵略をはじめ、台湾をめぐる米中の対立などで世界情勢は緊迫化しています。現実の戦争に向き合いながら改めて不戦を誓う日としたいです。私は、この日を迎えると知覧に行ったことを思い出します。隊員の遺影や手紙、遺書、日記を見たとき何とも言えない気持ちになりました。外は青空、蝉の声が聞こえる中、青年が次々と飛び立ち戦場で命を落としました。

被爆者の記憶は、親が子に子が孫に語るような形で残されていきます。しかし、国内で体験を語れる人はどんどん少なくなり戦後生まれが8割を超える時代になりました。「戦争を知らない世代」が改めて戦争の記録を読み解き被害者としてだけでなく加害者としての戦争を直視することで反戦を訴えることも大切です。そして最も重要な事は「戦後」をさらに継続するためにあの惨事の記憶を他の国々と共有する努力が必要だと思います。