福井市の公立中学校では、1学級の生徒11人がインフルエンザの症状で欠席し、学級閉鎖の措置がとられたそうです。県内でインフルエンザによる学級閉鎖は「警報」が解除されたことし3月以降、初めてです。コロナ同様、基本的な感染対策を徹底しましょう。
さて、自民党は小中学校の給食費無償化など59項目の具体策を政府に示しており必要な予算総額は、年8兆円に及ぶと試算されているとのことです。当市では、小学校高学年では1食当たり253円、中学校では286円、幼稚園では229円で月々の負担が均等になるように原則8月を除く11か月でセンター給食校、自校給食校ともに概ね月額、小学校では4400円、中学校では5000円、幼稚園では3900円を徴収されています(令和4年6月議会答弁)
また、給食センターの学校納付の状況は、令和3年度の請求額は1億5257万8347円に対し納付額が1億5027万2448円で、納付率は98.5%で無償化について当市では、小学校約1億6000万円、中学校では約1億1000万円と試算されています。近く都内の小中学校では、地方創生臨時交付金などを財源に無償化をはじめるところもあるようです。家計負担が増している子育て世帯を支援することは大切ですが、各自治体で格差が広がらないよう費用負担のあり方も考慮しながら進めていかなければなりませんね。