まぶち清和後援会

国保の運営方針

冬の「気比の松原」松林の下には雪が積もり高波で風もあります。シーズンごとに波の音が違う海、不思議と寒くてもちょっと見てみたくなります。

さて、先日「国民健康保険税の税率・税額の改正について」の説明会が開かれました。今回の大きな改正点は、令和7年で資産割を廃止、令和12年度の県内保険税水準の統一に向けて医療等に見合った適正な保険税率の設定を行う事です。資産割ついては、県内12市町で廃止済み残る5市町についても廃止を決めているそうです。また、令和17年には、15保険者において平成30年から被保険者数が2割以上減少すると推計されており、さらに小規模化が進行すると考えられます。因みに敦賀市の被保険者は、令和7年11,400人で令和17年には10,100人と見込んでいます。

今後は、医療技術の発達と高齢化による医療費の増加や少子化による保険制度の収支バランスの崩れなど現行の仕組みで制度を維持することは困難です。それらを含め県が市町とともに国保の安定的な財政運営や効率的な事業運営を進めるため、県内の統一的な運営方針を定めます。また、市町が担う事務の標準化、効率化、広域化なども推進していただきたいと思います。