
市内での昨日の気温は、30度近くなり、そして今日と明日は、それを超えそうです。皆さん熱中症には十分注意しましょう。

さて、文科省の調査では、うつ病などの精神疾患で休職した教員が初めて7000人を超え過去最多となったと報道されていました。なかでも児童生徒の指導や職場の対人関係による休職が多くなっています。ある医師は、人手不足による業務が多すぎてメンタル不調の休職者を生み、ほかの教員の業務過多やなり手不足を招く悪循環に陥っていると指摘されていました。

そんな中、私の地元「嶺南地域」では、教員不足の対策として勤務地を原則、嶺南地域とする採用枠を10名程度、26年度に新たに設けることになり一次選考が今月の28日に実施されます。記事によると現在の福井県出身の県内の小中学校の教諭は、3,879人でうち嶺南出身者の割合は707人(18.2%)です。また、嶺南地域出身の教員志望者は、関西地方の大学へ進学してそのまま県外の学校に就職する人が多くなっていますが、地元で働きたい教員志望者もいます。この採用枠で毎年、一定数の教員が地元で教鞭を取っていただけるといいですね。