福井県市議会議長会の議員研修会がいまだて芸術館で開催されました。講師は日本総合研究所の藻谷浩介氏で、講演内容は「20年から30年の日本と地方都市の姿」です。先生は平成合併前の3,200の市町村、また海外72ヶ国を訪問し地域の特性を多面的に把握されました。
講演でも都道府県別の人口動態や空き家の状況など実際のデーターを分析しそれに基づいたまちづくりを進めることを提案されていました。人口の増減についても年代別の統計が現実です。そして市外県外に出た若者を呼び戻し定住していかないと人口は増えません。働く場所、雇用・・とても有意義な講演で最後に話された「住む人が堂々と『住む理由』を説明できる町だけが残る」と、この一言が印象的でした。