昨日は、多くの企業で入社式が開かれコロナの下で今年は、政府がマスク着用を屋内外問わず「個人の判断」に委ねたことで式典でもマスクを外した社員が増えたそうです。また、これから入学式なども行われ、それぞれ皆さん、新しい生活がはじまります。これから未来志向で、新たなチャレンジを続けて頑張ってください!
さて、日本銀行の全国企業短期経済観測調査では、大企業・製造業の業況判断指数が、5四半期連続で悪化したと発表しました。特に資源を仕入れ加工して販売する「素材産業」が悪化しているとのことです。製紙産業では、燃料の石炭の価格が昨年、一時、普段の4倍以上のなり木材などの輸送費などにも影響がでました。また、一定の値上げには取引先に理解していただいているようですが、やはり急激な高騰により厳しい経営状況となっています。
こちら敦賀市内においても商工会議所の景気動向調査(22年10~12月)で全産業の景況判断指数は、実績見込みでマイナス17・3となり、景況感停滞が続き価格転嫁が鈍く、人手不足という結果も出ているようです。また最近、石炭の価格が下がり始め、為替の円高傾向もあり環境が少し緩和されてきているようですが、まだまだ予断は許されない状況が続きます。そんな中、日々の社会環境の変化に対応できる支援策も考えていかなければなりませんね。