私の地元、櫛川を流れる井の口川では、近年、小型船の不法係留が常態化し治水安全上大きな問題を抱えています。この件については、これまで私も一般質問等で現状を踏まえ対策など提案し県の方では「井の口川水面利用検討会」を設立、現在、関係機関と協力し不法係留船の解消を推進しています。不法係留については、7割が県内保有者で文書や看板を通じて警告を実施しており係留は最多で77隻でしたが現在は36隻と減少しつつあります。しかし今後、河川改修を進める上でも支障となるので早急な対応が必要です。
今後の計画では、令和6年から10年にかけて井ノ口川の河口から安堵橋まで(約1km)の河床掘削が計画されています。そのため早急に係留されている船の移動や撤去するための保管場所を確保しなければなりません。そして、こちらも計画にあるように新規係留場を利用したい方のために第2貯木場に係留施設を整備する必要があります。これから早急に整備が進むようまた、地元の皆さんが安全安心に生活できるようしっかりと要請してまいりたいと思います。