まぶち清和後援会

公立病院の経営強化

本日は「全国自治体病院経営都市議会協議会」の定期総会が、都市センターホテルで開催されました。

総務省から「公立病院経営強化の推進について」現状と課題、経営強化プランの策定や地方財政措置の拡充など講演されました。これまで再編・ネットワーク化、経営形態の見直しなど取り組んできましたが医師、看護師などの不足により継続的な経営ができていない病院も多いこと、特に不採算地区病院や小規模病院において地域医療提供体制を確保する必要があると述べられました。また、働き方改革では医師の時間外労働規制が、令和6年から開始され医師不足に直面している病院では、さらに厳しい状況が予想されています。

その様な状況下、当市の市立敦賀病院では、医療従事者はじめ皆さんの努力で2020年度、赤字経営から抜け出し10年度から11年連続で黒字となりこれに伴い累積赤字約18億円を解消しました。また、昨年、経営の健全性が認められ「自治体優良病院表彰」を総務大臣より受賞しました。今後も持続可能な第8次医療計画(令和6年~11年)を丁寧に策定し、地域の医療をささえ、信頼され、温もりのある病院を目指していただきたいと思います。