敦賀市内中心部を流れる「二級河川笙の川の河川改修」について一般質問しました。この河川は治水安全度が低い河川です。特に来迎寺橋付近は豪雨が発生し水位が上昇した場合、危険です。写真は平成25年9月の台風18号の時の来迎橋の状況です。橋のケタ下まで川の水が上昇しています。私は当時この状況を見てもし、この橋が決壊して堤防が破提したとき沿線住民にどれくらい被害が及ぶのか・・身震いしました。この橋は、現在の河川構造令においては余裕高(1m以上)が不足しています。私は沿線住民の安心安全のためにこの市道橋を1日も早く現在の法令に基づく橋に架け替えすべきだと提案しました。
また県の河川整備計画では、河道を拡幅せず掘削で流下能力を950m³/S確保するという事です。果たして河口から1m程度掘削して確保できるのか?橋脚の根入れに問題はないのか?・・・
県は、調査、調査と言っていますがこの問題は何十年前からの話ですでに資料はあり専門の職員さんもいますので河川管理者としてすぐに回答がでるはずです。そしてこれから掘削を繰り返しても時間が経てばまた土砂がすぐに堆積します。近年、頻繁におこるゲリラ豪雨、災害が発生した場合、誰が責任を取るのか。行政は、沿線住民の皆さんの気持ちになって河川改修に取り組んでいただけること期待したいと思います。