本日は「嶺南市町議長会定例会」が敦賀市役所で開催されました。各市町から提出された北陸新幹線や原子力、道路交通、産業、医療、有害鳥獣被害対策、防災と多岐にわたる分野での重要課題についての議案審議を行いました。
14の議案の説明後、全て承認されその後、嶺南振興局長や敦賀・小浜土木事務所、嶺南選出の県会議員の皆様からご意見などいただきました。どの議案も嶺南地域共通の喫緊の課題です。今後も課題解決に向け各関係機関などへの要望活動など進めてまいりたいと思います。
また、午後からは「第222回福井県原子力環境安全管理協議会」があいあいプラザで開催されました。はじめに原子力発電所周辺の環境放射能測定結果などの報告、そして関西電力から「高浜1・2号機の再稼働状況について」また日本原子力研究開発機構から「もんじゅ・ふげんの廃止措置の状況について」それぞれ説明がありました。
高浜原子力発電所1号機については、28日午後に原子炉を12年ぶりに再稼働します。この炉は現在、国内では最も古い原発で原則40年に制限されている運転期間を超えて再稼働するのは、美浜原発3号機に次いで全国で2例目となります。再稼働に向け現場点検も重点的に実施されてきましたが、長期停止の影響もありタービン起動時の不具合の助言も資料に記載されていました。安全第一に運転していただきたいと思います。