「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会主催の蒸気機関車Ｃ58（本町第３公園）の清掃活動にスポーツ少年団のこども達と参加しました。毎年、この活動を通じて、こども達や保護者は鉄道遺産を大切にすることを教えていただきます。

まず、JRの職員の方や鉄道OB会の方が機関車の上部や周囲を隅々まできれいに汚れを落としました。その後、こども達で前面や運転席など職員の方に補助をしていただきながら清掃しました。

このSLは、1971年9月まで小浜線を走り引退後に市が旧国鉄から借り受けて公園に展示して今に至っています。実行委員会やOBの方と話をする中でもっと多くの人にＳＬの雄姿を見てもらうために金ヶ崎緑地にあるキハ２８と共に展示してはと構想も出されました。

このことについては、私も同じ考えで過去の一般質問（H24・2回、H26・2回、H28・2回）で提案しています。しかしこの時は、老朽化もあり移動は不可能と答弁されていますが、その後の専門家の調査で使用可能な部分もあり台車と上物を別々に解体すれば輸送は可能と判断されたと関係者の方からお聞きしました。

また、塗装も剥がれてきていますので市民の皆さんの手で復元する企画もいいですね。北陸新幹線敦賀開業のチャンスでもあります。様々な関係機関と調整、また作業にかかる補助や基金など活用できないか調査しながら皆さんと共に実現できるよう私も協力してまいりたいと思います。