週明けの日経平均株価の終値は、4万109円となり史上で初めて4万円を突破し2営業日連続で最高値を更新しました。半導体関連株に買い注文が広がっており、今後の日本経済の変化に期待されます。
さて、話は変わりますが地元、嶺南地域と京都北部を結ぶJR小浜線は、東舞鶴駅と敦賀駅を結ぶ84.3キロの路線です。1日当たりの乗客は、991人で赤字は年間で約18億円となっています。先日の日曜に美浜町で用事を済ませ小浜線に乗車しましたが、2両編成の電車には数名の乗客のみでこの現状に驚きました。しかし、平日は嶺南地域の学生や通勤する方が利用しています。そして、この路線を維持するために各自治体では利用客増に向け様々な取り組みを展開していますが現状は厳しい状況といっても過言ではありません。
そんな状況下、JRは、新たな観光列車を「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて2024年秋に導入すると発表しました。第一弾は、3カ月ほど北陸新幹線が開業する敦賀から、小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道を経由し山陰線の城崎温泉までを結ぶそうで運行エリアを限定せず、管内各地を走ることで、地域のにぎわい創出につなげていくとのことです。
全国でも赤字ローカル線の維持は課題ですが、季節列車の運行で全国からの観光客をお迎えし嶺南各地でにぎわい創出の好循環がを生む流れに期待し利用客増にも繋がればと思います。