まぶち清和後援会

もんじゅの今後の見通し

来月から燃料高騰やいろいろな世界情勢により、電気料金が値上げされるそうです。これまで物価高騰対策であった負担軽減措置は5月の使用分までで終了とのこと、電気だけではなく食品や生活用品なども高くなっておりこれからしっかりと対策を考えなければなりませんね。

さて、高速増殖原型炉「もんじゅ」では、昨年10月から「しゃへい体」などを燃料プールに移送する際のトラブルで作業を中断していましたが、10月に再開し2026年度中に作業を終えることを明らかにしまた、また、31年度までとしている廃炉作業の第2段階の工程には影響がないとのことです。

中断に至った経緯は、しゃへい体などを炉外燃料貯蔵槽から取り出し洗浄する工程中、燃料移送用の容器が共に運ばれていたことが原因で今後は、荷重計算値を運転手順に明記し実測値と差異がないことを確実に判定できるようにするとのことです。また、より高い経営レベルで予算や人員の確保、廃止措置を安全着実に進めること、各関連施設を本部に組み込み「もんじゅ」「ふげん」との廃止措置の連携を図るため組織改正を行います。

はじめての作業においては困難なこともあるかと思います。作業が1年遅れても工程には影響ないとされていますが、そこは慎重に確実に進めていただきたいと思います。そして、責任の明確や意思決定の迅速化を図る組織改正を行いますので現場の声を大切に「未来へげんき」のスローガンのもと安全第一に作業を進めていただきたいと思います。