北陸新幹線敦賀開業とともに運行を開始した「ハピラインふくい」の利用者が想定以上に伸びていると報道されていました。

福井~敦賀間は、新幹線では20分（2,730円）、ハピラインでは快速で40分（1,140円）運賃はハピラインは新幹線の半額以下です。私も乗車しましたがほとんどが敦賀から福井まで利用する人で2両編成では満員に近い状況でした。現在、32両所有で2両編成が原則とのことですが利用者の声やこの状況を鑑みると4両編成で運行することが望ましいのではないかと思います。

さて、本日は「敦賀美浜地域開発協議会」の総会が開催されました。議案審査のあと懇談会が開かれそれぞれの地域の課題など意見交換が行われました。北陸新幹線が敦賀まで開業し、このゴールデンウイークの期間中は敦賀市、美浜町ともに多くの観光客が訪れ宿泊や飲食などこれまでにない経済波及効果に繋がりました。今後は、両市町での観光資源を広域的にどう活かしていくか、また、市民生活に直結する医療や介護、人口流出や定住していただくための対策のひとつとして産業団地など働く場所の整備、そして滋賀県への道路整備など共通の課題もあります。それぞれの意見を主張するのではなくお互いひとつの課題に絞り順次解決に向け取り組むことも大切ですね。