まぶち清和後援会

福井県自転車条例

「福井県自転車条例」が今年7月1日から施行されます。そこで当市での「自転車通学の現状と条例制定による今後の取り組みについて」一般質問しました。

この条例では、1・自転車利用時の安全上の措置(保護者の方は中学生以下の子にヘルメットを着用、自転車の定期的な点検、整備を行う努力義務)2・交通安全教育等の実施(県や学校の長、保護者等が教育や啓発を行うよう努めること)3・自転車損害賠償責任保険等への加入義務(保険加入が義務化)この3点が規定されています。今回、自転車の保険等の加入が義務化されます。それを踏まえて市内の中学校の自転車通学者の保険加入状況を聞いたところ教育委員会では「加入状況は把握していない」と、そこで把握するよう指摘しました。すると今後、自転車通学申請許可証を提出する際、加入状況を記入する項目を設けるなどの工夫し現状を調査すると答弁をいただきました。また、自転車の点検についても自転車組合に依頼しプロの方による点検、整備も年1回実施するよう提案もしました。

今回は、中学生の自転車通学者を対象に質問・提案しましたが、この条例は福井県内で自転車を利用する全ての方が対象です。例えば、ご家庭での自動車保険に附帯できる個人賠償責任補償特約保険などもあるそうなのでご確認されてはと思います。こうした取り組みを実施することで社会全体での自転車事故の被害者を減らす事に繋がると思います。

因みに市内中学校の自転車通学生の人数は、気比中学校は、(386名中)195名で50.5%  角鹿中学校は、(150人中)45名で30%、東浦中学校は、(17人)無し、松陵中学校は、(516人中)106名で20.5%、粟野中学校は、(701名中)115名で16.4%となっており気比中学校は、約5割の生徒が自転車通学です。安全に登下校できるよう危険個所の経路の点検も必要です。尚、私の一般質問は、20日(日)20:00頃からRCNで再放送されます。よろしくお願いいたします。