まぶち清和後援会

こども食堂

梅雨の時期だけに大雨は予測されますが、昨日は九州北部を中心に活発化した梅雨前線の影響で線状降水帯が発生するなど非常に激しい雨となり広い範囲で被害が発生しました。原因には、線状降水帯の出現もありますが、一部では近年の海面水温の高温も一因になったと報道されていました。福井県内でも本日、午後から大雨が予想されていますので情報をチェックして事前に避難場所を確認するなど備えを強化し被害軽減に繋げましょう。

さて、先日「こども食堂㏌つるが」が、きらめきみなと館で開催されました。敦賀市内では、一般社団法人「青空」はじめ「おひさま」や「愛発ん家」と3つのこども食堂が、それぞれこども達を対象に毎月、指定日に活動を実施しています。

まず、最初にNPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」理事長、湯浅氏から「子どもの達の未来のために今、私達にできること」と題して外部からは見えにくい弱い立場の存在を意識しながら訪れる人を幅広く迎え入れる「こども食堂」の普及・支援活動についての講演をお聴きしました。紹介映像では、今まで自宅でひとりで学習できなかったこどもが親や兄弟が見守る中では、自主的に学習に集中する姿が映し出されました。なぜでしょう・・?講師は「誰かが、見ててくれる」という事で力が、発揮できると解説されました。つまり人は、誰しも自分の居場所を求めているという事です。

こども食堂は、生活に困窮している家庭の子どもだけに食事を提供するわけではなく、どんな子どもでも自由に参加できる、ユニバーサルな取り組みです。また、現在は、子どもやその保護者だけでなく、地域の高齢者なども参加して一緒に食事をしていることもあります。出会った人と一緒に食事をしながら会話を楽しむ食堂、これらはすべて、「生活」の質の向上に繋がります。今後も子どもたちがおなか一杯で「生きる」ことを支えている子ども食堂の継続と発展を切に願います。