先週「第3次市立敦賀病院中期経営計画」の説明が病院事業管理者職務代理者から行われました。日頃は日夜、医師・看護師・職員の皆さんにおかれましては、地域医療を支えていただき心から感謝申し上げます。
これまでの2次計画では、医師が42名から62名にまた、認定看護師が7名から12名にそして、ソーシャルワーカーが2名から6名にそれぞれ増員しました。その他、人事考課制度の導入や院内保育の定員拡大などにも取り組んできました。一方、決算では平成22年から13年連続で黒字経営でしたが、外来・入院患者の減少や病院引当金の指摘を受けたことから令和5年度の決算では2.5憶円の赤字が見込まれます。
次期計画では令和10年度までの経営収支比率や医業収支比率、病床利用率など数値目標を定め医師はじめ各々、新たな取り組みを考慮しながら健全経営を目指します。
因みに令和5年中の救急出場件数は、3,725件と人口1万人当たりの救急出場件数は約471件、搬送人員は 約422人で、住民約24人に1人が救急車によって搬送されています。改革には課題も多くありますが、今後も地域の医療を支え、信頼され、温もりのある病院を目指していただきたいと思います。