まぶち清和後援会

3月定例会開会

本日、3月議会が開会しました。本会議では、市長の提案理由説明や議案説明など行われました。市長からは「新しい総合計画」を進めるにあたり4つの分野の「好循環モデル」を示し提案されました。

まず、「子育て・教育」の分野では、第2子保育料の無償化の対象拡大や所得制限の撤廃、また、第2子以降の育児を支援する家庭育児応援手当の所得制限も撤廃します。そして、子育て世帯向けの市営住宅や新給食センターの整備、デジタル教育についてはプログラミングや英語等の教育関係の充実を目指します。

次に「定住・移住」の分野では、従来の奨学育英資金貸付制度の継続、また、新たに民間金融機関と連携しUターン者の返済を支援する基金を積み立て、市と連携した企業に就職した市外の方の奨学金返済を支援する制度を開始、そして、市内の企業がプログラムを開発し子どもたちに仕事を体験してもらう「アウトオブキッザニア」を開催します。

また「地域経済」の分野では、北陸新幹線開業日、3月16日と翌日に、来訪者を歓迎する「つるが街波祭」を開催、開業後は、「敦賀まちづくり協議会」が持続可能な賑わい創出を目指しアクションプログラムを策定しまちづくり推進の体制を強化、また若年層に人気の高いIT関連企業などのサテライトオフィスの誘致など促進します。

そして「安心と暮らしやすさ」の分野では、介護保険事業においては外国人介護職員への就労助成や防災行政無線の更新、市立敦賀病院では第3次中期経営計画を策定し健全経営を推進、上水道事業では、ビジョンの実効性を高めるために各種、計画の改定を実施します。

各々、斬新な新たなモデルも示され期待するところですが、まず、実施する前の課題をしっかりと抽出し解決、そして市民の皆さんの声を反映しながら施策を立案し進める事が肝要です。庁内各部の再編の議案も提示されていますが、それぞれの部署の連携を密にして職場のコミュニケーションを活性化させ施策の実現に向け取り組んでいただきたいと思います。