本日の新聞には、日本原子力発電「敦賀2号機」が、原子力規制委員会の再稼働の前提となる審査で不合格とすることに決定したと掲載されていました。
原子力発電所の再稼働を認めない判断は、規制委員会が発足して以降、はじめてです。改めて審査を申請するとなると断層の活動性だけでなく基準のすべてを満たす申請書が出されることが必要でハードルは高いです。9年前に審査が始まりましたが残念な判断となりました。
また、関西電力「高浜原発1号機」は、営業運転開始から50年となりました。こちらについては長期運転による安全性への懸念や、使用済み核燃料の問題、避難道路の確保など課題もあります。今後は、新増設や他の産業の育成なども考えていかなければなりません。