
今日から7月、梅雨明けを待って夏の本番がはじまります。そして、また原材料価格の高騰や生産コストの増加などを背景に2000品目を超える食品が値上げされ、この状況は去年の同じ月のおよそ5倍と大幅に増えています。分野別では、カレールーやだし製品など調味料が最多でビールや清涼飲料水、清酒などが広く値上がりしまた、加工食品や冷凍食品やのりのほか、コメ価格の高騰でパックご飯も値上がりしているようです。

今後も国内外の天候不順による供給量の不安定化などもあり、値上げは継続する可能性が高いとみられています。そしてさらに家計への負担が大きくなります。また、雇用保険制度、育児・介護休業法、こども子育て支援法、車検の受験期間などの制度も変わります。

さて、そんな中、7月3日公示、7月20日投開票の参議院選挙の準備も進められています。今回の選挙では先ほど値上げの話もあったとおり経済政策と物価高騰対策をはじめ憲法改正と安全保障、社会保障制度の改革、環境問題とエネルギー政策などが争点になります。各政党の立場をしっかりと理解し投票しなければなりません。