本日は「二級河川笙の川整備促進協議会」が開催されました。昨年出された事業計画の概要ですが平成27年から平成42年まで河口から木の芽川合流点までの1.6kmにおいて橋梁の嵩上げ補強、矢板護岸の補強、河床掘削(90cm)を実施し事業費は約39億円となっております。毎年、総会は開催されるものの調査、調査で遅々として整備は進んでいないのがこれまでの経緯です。私も議員になってから河川に詳しい専門家にお話を聞いたりいろいろな市民の皆さんの意見を聞きながら調査、研究し一般質問等して参りました。
特に来迎寺橋付近は流下能力が低く危険な個所です。このことは何十年も前から河川管理者の県も市も認識しています。そしてこの現状を周辺住民の皆さんにももっと周知しなければなりません。写真は平成25年の大風18号発生時の来迎寺橋です。私は当時この付近を通ったとき身震いしました。もし水位が上昇し破堤したら・・・
そしてこれが今の笙の川の現状です。至る所で土砂が堆積しています。特に松島町の河口の右岸側では今まで見たことがないほど土砂が堆積し河口閉塞が起きています。まずこの原因を調査することです。そして掘削も河口から木の芽川の合流点までいっきにやらなければ意味がありません。予算が付いたと安心していてはいけません。計画をしっかり示し市民の安心安全を確保するため早期整備に着手して頂きたいと思います。


