まぶち清和後援会

地籍調査の重要性

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本日は、地籍調査についての勉強会を開催しました。国土調査法に基づき「地籍調査」は昭和26年に開始されました。全国の状況を見てみますと完了した市町村は456件(27%)で実施中721件(41%)未着手・休止が556件(32%)となっています。福井県の進捗率は14%で完了0、調査中10、再開準備2、休止未着手4となってます。そして敦賀市の状況は昭和34年に開始しましたが現在は休止しており明確になっているのは調査対象面積の8.1%となっています。

なぜ、地籍調査が必要か?国交省の資料によると従来の土地の境界として相互に承認されてきた目印がなくなったり境界に関する記憶が失われたりしてきています。そのため正確な土地情報が保存されないままとなり仮に紛争が発生しても正確な境界がを示すことができないからです。

特に過疎化・高齢化が進む山林や田畑など明確にする必要があります。そして今、進めなければ調査に必要な人証や物証がなくなり調査がさらに困難になります。調査等費用についても国からの予算もあり市の負担は少しですみます。あとはやる気。当市も再開すべきと考えます。