総務民生常任委員会の先進地行政視察がはじまりました。今回は当市でも一部のバス路線でデマント交通システムを導入するという事で岡山県玉野市の「地域公共交通について」視察いたしました。ここでは利用者が多い路線のみバス(シーバス)を運行しその路線に各地区からのデマンドタクシー(シータク)が接続するというシステムで運行されています。料金は1区間バス100円、タクシー200円です。
運行は民間委託で年間事業費はシーバス約2300万円(市補助1400万円)、シータクは4800万円(市補助3000万円、国1200万円です。またデマントタクシーの予約システム導入費は400万円で年間維持費は150万円です。
やはり少しでも利用者が目的地に早く着くようにまた高齢者や体の不自由な方が外出しやすいようバス停まで行かず自宅近くで乗降できるシステムの構築がベストですが難しい課題もあります。それぞれ地域にあったシステムになるよう地区ごとで協議することも大切です。