香川県の高松市にて「丸亀町商店街の再開発」について視察を実施しました。商店街振興組合の古川理事長から定期借地権を活用し全体で利益を分配するといったこれまでの取り組みを詳細に説明していただきました。どこの地域でも細分化した土地利用、不合理な店舗配置、老朽化した建物や空き店舗、居住人口の減少など課題があります。
そこでここでは細分化してしまった土地を限定期間(60年)のみ共有し有効活用を図りました。商店街はA地区からG地区まであり広場、飲食店、提案型店舗、医療施設など区画ごとに整備されています。また建物1階は商業体2階が病院、クリニックなどコミュ二ティ施設その上は高齢者向け分譲住宅となっています。
やはりやりはじめが難しいものですが「地権者は個々の利益を主張するより全体の利益をシェアした方が得だという事に気づいた」と話されました。当市でもまだまだやれることがあるように感じました。