まぶち清和後援会

議員説明会

本日は全員協議会室にて議員説明会が開催されました。

まず、「敦賀市中期財政計画」についてです。この計画は2年ぶりの公表となり前計画の平成30年2月から大規模プロジェクト(庁舎・最終処分場など事業費337.8億円)による経費や財源の更新、令和2年度当初予算編成の段階によって決定した事項を反映、また財政健全性の確保に向けた取り組みとして「土地開発基金の縮小で資金の有効活用」(基金の規模を5億円縮小、現金8億円を公共施設等総合管理計画に積み立て庁舎役場機能債交付税措置なし分約7.4億円に活用し後年度公債費負担を軽減)「職員退職手当基金を活用し退職手当の標準化」(令和10年頃から職員退職費が増加、退職手当基金に積み立て・取り崩しの規定等を定めることで将来負担の標準化を目指す)を新たに追加しその効果を反映した形で収支見込を推計したとのことです。また10年間の財政の状況を勘案しロードマップも策定されました。今後は大型プロジェクトの進捗で財政状況も厳しくなります。財政健全性の確保を推進し持続可能な財政運営が求めれます。(参考:令和2年では財政力指数0.92%、経常収支比率93.2%、実質公債比率6.5%、将来負担比率16.3%)

次に「国道8号敦賀防災事業」(総事業費約150億円)についてです。計画は、敦賀市田結から南越前町大谷15.5km区間で今回は平成30年3月に整備決定した田結から挙野間の3.8kmを用地国債制度(国に代わり地方公共団体が特別会計を設置し先行して土地を取得)を活用し優先的に事業を進めるというものです。現在、この区間は急カーブ、急勾配で事故も多発しています。

この道路が完成すれば安定した交通が確保されることや災害時の代替ルート、高次医療施設までの所要時間短縮にも繋がります。迅速に整備を進め早期完成を目指していただきたいと思います。。

次に、「人道の港ムゼウム運営計画」についてです。直営方式の人員は11名、市の人道の港発信室が移転、嘱託担当や学芸員も配置します。経費の合計は4,400万円、来館者7万人で1,990万円、8.5万人で1,470万円の赤字と試算されました。また、前期・中期・後期と開館準備のロードマップも示されました。4棟の建物も完成が近いです。11月3日の開館に向けしっかり準備を進めなければなりません。