まぶち清和後援会

北陸新幹線開業まで

北陸新幹線敦賀駅部までの開業があと3年(2023年春)を切り現在、市内でも急ピッチで工事が進められています。開業後の福井県内における経済波及効果は、約210億円/年、雇用創出効果は約1900人分/年と予測されています。

北陸新幹線が開業した場合、東京~敦賀間の所要時間は約3時間17分、運賃はまだ公表されていません。さて、時間だけを考えた場合、開業後、敦賀から東京に直接行く場合は、やはり東海道新幹線を利用する方が時間は早いです。また、リニア中央新幹線が2027年に開通した場合、敦賀~東京(品川)間、これはあくまで私の試算ですが、特急で敦賀~米原間30分、東海道新幹線で米原~名古屋間30分、リニアで名古屋~品川間40分で所要時間約1時間50分(乗り換え時間含む)で現行の2時間51分より約1時間の短縮となりそうです。これは画期的です。

このことから敦賀から上京する場合は、富山駅や長野駅で途中下車する方は別として最短で行く場合、多くの方は米原ルートを選択するのではないかと思います。これは直接上京する場合で勿論、富山、金沢から関西、中京に向かう方やまたこちらから向かう(金沢・富山方面)方にとっては時間短縮となり開業には効果があります。最終的には敦賀以西が関西に繋がることが最大限の効果になります。敦賀~新大阪間が開業となれば44分で運行でき現在の1時間13分(サンダーバード)より29分短縮となります。よって切れ目ない着工が望まれます。当面は敦賀止まりとなり敦賀での乗り換えとなります。多くの観光客が敦賀駅を降りて敦賀で楽しい想い出を作っていただけるようおもてなしの街づくりを進めましょう。