まぶち清和後援会

使用済み核燃料の最終処分場

福井県内、特に嶺北地方ではクマが頻繁に出没しています。坂井市、あわら市では出没が昨年の2倍、そして危害も出ていると報道されていました。坂井市の職員の後輩からも現状の連絡もありました。当市でも山の周辺地域でクマの目撃情報はあります。気を付けて生活しなければなりませんね。

さて、北海道の泊原発に隣接する寿都町、神恵内村が原発の高レベル放射性廃棄物の最終処分場の文献調査に手を挙げました。廃棄物を300m以上深い地下に廃液とガラスを混ぜ埋めて処分する場所です。まず、この調査で国から最大20億円が交付されます。そのあとに概要調査や精密調査があり適地ではない場合は、候補地から除外されます。以前、高知県の東洋町は候補しましたが地元の反対で断念しました。また、安全な線量になるまで10万年かかると言われています。

福井県内の原発では現在、使用済み核燃料が7,700体保管されており全て7基を稼働させとあと6年から9年で燃料プールの限界となるとのことです。そしてその廃棄物は、県外搬出が条件です。全国の原発の稼働は現在、玄海4号と大飯4号の2基(玄海3号、大飯3号、伊方3号は定検中)です。何事も安全が第一ですがどこかに受け入ていただければならない大きな問題です。