
新型コロナの新規感染者が日々、急激に増加しています。プロ野球や大相撲などスポーツ界にも影響が出ています。チームによっては、出場する選手確保に苦慮してるところもありますので平等になるようルールを作るのもひとつですね。に引き続き熱中症にも注意しながら感染症対策を実施しましょう。

さて、円安ドル高が加速し円は、24年ぶりの水準まで値下がりしています。その背景には、日本と欧米の中央銀行の金融政策の方向性の違いがあります。アメリカの中央銀行にあたるFRBは、記録的なインフレに対応するため金融引き締めを求めています。そして先月には、約27年半ぶりとなる0.75%の大幅な利上げを決めまた、市場では、今月下旬の会合でさらに大幅な利上げに踏み切るのではないかという予測も出ています。しかし、日銀は、今の大規模な金融緩和を続ける事を決めています。

円安のデメリットは、石油をはじめとする原材料を輸入する際のコストがかさむことです。また、ロシアのウクライナ侵攻後、原油などのエネルギー価格や穀物などの原材料価格が現在も高騰しています。円安が進めば、この価格上昇がさらに進むことになります。このため、今の円安は、メリットよりもデメリットのほうが大きいのではないかと思います。日銀が欧米と方向性をそろえ金融緩和を修正すれば円安の進行に歯止めがかかる可能性もありますね。