本日は、敦賀市議会議員研修会が開かれ、立命館大学産業社会部教授の筒井氏から「地域における少子化問題にどう向き合うか」についての講演をお聞きしました。まず、敦賀市の出生率と高齢化率の分析、そして少子化の課題を都心部、都市部郊外、非都市部と分け解説されました。
出生率の条件は「地域に安定した仕事・雇用があるか」「住居、生活コストが高くないこと」「その上で子育てがしやすい事」この3つが前提と話されました。子育て支援を強調しがちですが、地元を出たこども達は、働く場所がないと帰ってきません。本市も産業団地の新設や企業誘致などに向けてたプロジェクトを推進しなければなりません。
次に公務員研修協会の高嶋氏から「議員のためのハラスメント防止」の講演をお聞きしました。コンプライアンスやパワハラの基本知識、事例など紹介しながら説明されました。議会でもハラスメント防止の向けて取り組みますが、立場は違えど住民のためにハラスメントしない責任があることや防止の専門家を入れることなど提言をいただきました。
条例策定にあたっては、定義についての違いやハラスメントの発信者や被害者の対象は異なるため今後、策定しようする対象をどう考えるかがひとつの課題です。