
近年、高齢ドライバーの死亡事故が増えています。その人的要因の割合をみると操作不適が30%で最も多く、75歳未満のドライバーと比べて約2.5倍も発生しているそうです。 このうち、ハンドルの操作不適が約15%、ブレーキとアクセルの踏み間違いが約8%を占めており、「慌て」や「焦り」により運転操作を誤り重大事故に至っているとのことです。

これは自分も含めてですが、家族内や知人などの車に乗せてもらった時に「ちょっと危ないなと」感じた方もいると思います。しかし、本人には自覚がありませんのでやさしく声を掛けることも大切ですね。

また、誰もが運転免許を返納すると不便になるのでなかなか手放せません。そこで安全運転支援装置を装備したサポートカーのみを運転できる免許もあります。申請には、年齢の制限はなく家族の運転に心配を感じている方は、本人の免許更新時にこの制度を検討するのもひとつですね。