第10回全国原子力発電所立地議会サミットが品川で開催されました。全国の原子力立地自治体の議員、約400名が参加しました。テーマは「日本におけるこれからの原子力政策のあり方~原子力発電所を将来世代にどう引き継ぐか」です。私も担当地区ということで以前ここで司会をさせていただいたことを思い出しました。あの時は3,11以前のサミットでしたので今回のテーマとも少し異なりました。
基調講演のあと各分科会に分かれ意見交換などを行いました。
私の第一分科会では「福島原発事故の与えた自治体の影響と再生に向けての課題」について意見交換が行われました。まず、福島原発の現状と廃炉・汚染水対策につて関係省庁から説明がありました。その後、双葉町、大熊町、富岡町、女川町の現状を議員の皆さんから切実な生の声をお聞きしました。なかでも東電や国に対する不満が多く発せられました。大地震から5年8カ月が経ちましたあの地震は我々立地地域に何を教えてくれたのか・・除染の問題等、生活環境の整備にはまだ時間がかかります。