まぶち清和後援会

もんじゅでの検討状況


もんじゅの使用済み核燃料、ナトリュウムの搬出に向けた計画策定に係る検討状況について文部科学省と日本原子力研究開発機構から説明を受けました。はじめに今月までに100体の燃料の取り出しの計画でしたが現在まで83体とのことで月内の取り出しは難しいと報告がありました。はじめての作業で予想していない事態も発生していますが今後も慎重かつ安全に作業を進めていただきたいと思います。

報告では燃料の再処理施設の候補地を調査しましたが現在、国内外ともに再処理できる施設は確認できていません。ただ、フランスのオラノ・サイクル社のラ・アーグ再処理工場で再処理することを目的としたせん断・熔解施設の建設が進められており2020年代の運転を予定しているとのことです。また、処理方法に係る技術的課題については検討中とのこと輸送方法については実績のある輸送キャスク及び輸送船による方法が安全であると調査結果が報告されました。その後、雇用1000人体制の維持の話しもありましたが減少しているとのことでした。早急に再処理施設先を決定し安全に搬出できるよう慎重に検討して頂きたいと思います。