先日、文化庁から敦賀市、南越前市、長浜市が申請した旧北陸線の鉄道トンネル群が日本遺産に認定されました。3市で45件が文化財で認定されておりその内、当時（1884年）、国内で最長であった柳ケ瀬トンネルや樫曲トンネル、山中トンネルなど14件がトンネルの認定だったそうです。

私も以前、樫曲トンネルを見に行ったことがあります。トンネルはレンガ造りで入口にセンサーがあり感知すると内部が照らされます。これから多くの方に見ていただきどう感動を与えるのか。まず、現地までの公共交通機関の利用方法や自家用車等で行った場合の駐車場の整備などが必要です。また、市民向けの講演や子どもたちの歴史を学ぶ教材として取り入れることや3市が協力して記念イベントを開催し全国に発信するのもひとつです。「日本遺産」認定、敦賀にしかない鉄道遺産としてそして敦賀の観光のひとつとして今後、この宝をどう活かすか様々な知恵で誘客しなければなりませんね。