本日は、9月議会の告示日で議会運営が開催されました。補正予算の主な事業では10月末のワクチン接種完了を目指す委託料などの整備費や南児童クラブと第2南児童クラブを統合する整備費、市内の宿泊施設を利用する方への割引やお土産チケットを配布する事業、リラ・ポートの修繕に掛かる事業などが提案されています。また、今議会では決算の認定もありますのでこちらも慎重に審査して参りたいと思います。
そして午後からは、資源エネルギー庁の原子力立地政策室長から「国のエネルギー政策について」の説明会が行われました。現在、策定中のエネルギー基本計画では野心的な目標として2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すとしています。その電源構成は再エネ36~38%、水素・アンモニア1%、原子力20~22%、LNG20%、石炭19%、石油等2%と目標を定めています。原子力発電所では現在、10基(6%)が再稼働、設置変更許可など6基、そして新規制基準の審査中が11基です。すべてが稼働しても27基、現状で目標が達成されるのか・・説明を聞いていて疑問を感じました。エネルギー自給率の低いわが国ではあらゆる選択肢を追求しなければならず様々な課題はありますが明確に目標が示されていないことや立地地域の意見や思いも伝わっていなことは残念です。