エネルギー基本計画が閣議決定されました。2030年度の電源構成で再生可能エネルギーを最優先で36~38%まで拡大するとまた火力は41%と約76%から大幅な見直し原子力は20~22%と据え置きとしました。国は「脱炭素電源で約6割の電力で賄い二酸化炭素の排出減に繋げる」としていますが明確な方針が示されておらず実効性に欠けているように感じます。これまで議会でも度々、要望書等提出して参りましたが原子力立地地域としてはとても残念です。
さて、今週は「角鹿会」の取り組みを知っていただくために会長、副会長、クラファン部会長と市内の企業や団体に足を運びました。氣比神宮の宮司さんからは「日本百名月」に認定されこれからの誘客策、金ヶ崎宮の宮司さんからは福娘「香恋」ちゃんによるおもてなしの取り組みまた、昆布の老舗の社長さんからは北前船で繫栄してきた敦賀の歴史、商店街の会長さんからは減少する店舗の原因や今後の対策など其々の立場で貴重なお話をお聞きしました。
当市には、商工会議所はじめ観光協会、港都つるが、市の関係部署といったまちづくりのプロの方が観光を支えています。「角鹿会」も今後は、色々な団体の方の知恵やアドバイスをいただきながら進めていかなければなりません。まずは、「敦賀にしかできない」ひとつの大きな企画に各々の力が発揮できる計画を立てるのもいいのかなとも思います。課題も多いですが長期的に無理のないよう楽しみながらの活動、そして協働できればと思います。お忙しい所ありがとうございました。