まぶち清和後援会

敦賀港の利活用

旧庁舎もきれいに解体されました。あの大きな庁舎が日々、解体されていく様子を見ていると改めて日本の技術の凄さを感じました。想い出深い庁舎がなくなり少し寂しい気がしますが、今後は、外構整備等を安全に計画通り進めていただきたいと思います。

さて、令和3年度の敦賀港の施設利用状況は、入港船舶数は1,959隻で外航船は、290隻、そのうち韓国から202隻、オーストラリアから35隻、インドネシアから16隻で取り扱い総貨物量は16,739千トンとなりました。

また、今朝の新聞では、近海郵船が運行している敦賀港と苫小牧港を結ぶ定期RORO船航路が、就航20周年を迎えたとのことです。RORO船の特徴の一つは、船の中にトレーラーが自走して乗り込むことが可能で、クレーンを使わずに直接貨物の積み降ろしができます。そして、定時出発、定時到着で正確なスケジュールや高費用の航空輸送貨物に替わる最上のサービスで迅速かつ安全運航、また CO2排出量削減となり地球環境負荷の低減が可能です。

今後は、近畿中京圏を背後に国内輸送や流通貿易の発展と共に増加するコンテナ貨物量に対応するために必要な港湾の基盤整備も計画的に進めていかなければなりませんね。