まぶち清和後援会

災害廃棄物処理計画

先の大雨で南越前町などでは、住宅の浸水など大きな被害が発生しました。そして、今も復旧作業が続けられ多くの災害ごみが発生しています。現在、国が自治体にごみの発生に備えるために「災害廃棄物処理計画」の策定を推進しています。この計画は今後、予測される 大規模地震や津波及び水害など自然災害による被害を抑止・軽減 するための災害予防や災害廃棄物の処理を適正かつ迅速に行うための応急対策、 復旧・復興対策について必要事項を整理するものです。

福井県内の策定状況は、県と7市町となっています。当市では「災害廃棄物処理計画」の策定は行っていません。しかし、地域防災計画において災害廃棄物の対応について明記し災害廃棄物仮置場候補地一覧を作成、もし災害ごみの受入れが必要となった場合は、対応ができるよう準備されています。また、新清掃センターの整備と併せて「災害廃棄物処理計画」の策定を検討していくとのことです。

この計画づくりは重要ですが、現実にはそのために十分な人員、予算、時間を割くことが難しいという課題を抱える自治体もあります。策定にあたり国や都道府県、専門性を持った関連機関が市町村を継続的に支援することが最も重要ではないかと思います。