まぶち清和後援会

議員説明会

本日は、原子力関係の説明会が全員協議会で開催されました。

関西電力からは、美浜原子力発電所3号機について8月10日の運転再開に向けて準備が進められていましたが、放射性物質を含む水が漏れ出しているのが確認され現在、原因を詳しく調査しているとのことです。原因究明をしっかり行い再発防止に努めていただきたいと思います。

文科省・日本原力研究開発機構からは、「もんじゅ」について現在、燃料体取り出し作業が進められており530体の取り出し全てがまもなく完了する予定です。今後は、しゃへい体等取り出し作業、ナトリウムの搬出、水・蒸気系等発電設備の解体撤去、汚染の分布に関する評価を実施していきます。安全に作業を進めていただきたいと思います。

また、「ふげん」については、放射性物質が漏洩するリスクを低減するため、解体の工法を見直し廃炉完了時期を2033年度(令和15年)から7年遅らせ2040年度(令和22年)に変更すると説明されました。安全最優先に解体するために必要な工法と理解しますが、遅れる事によって市民は不安を感じています。国や機構においては遅れる事によるリスクについてそれなりの対応を考慮していただきたいと思います。

日本原力発電所からは、敦賀発電所1号機について屋外設備や熱交換機等の解体工事を進めており本年10月以降は、取水口エリアや薬液注入ポンプなどの解体工事に着手します。また、2号機については、業務プロセスの構築が確認できるよう改善を進めています。地元住民との信頼関係を回復できるようしっかと対策を進めていただきたいと思います。