まぶち清和後援会

公共交通機関の利用

オルパークでは、バス絵画コンクールの作品が展示されていました。それぞれよくバスの特徴を捉えて描かれています。入賞された皆さん、おめでとうございます㊗

さて、現在、敦賀市内を運行するコミュニティバスは14路線で市からの運行事業費は年間約1億3千万円です。また、今後は、ICOCAやSuikaなどのICカードも令和5年から使用できるようになります。

人はなにかしらの活動を行うとき多くは移動を必要とします。車で移動できない方にとっては、買い物や病院、通勤、通学などの日常生活にコミュニティバスなど公共交通機関は自らの生活に欠かせない移動手段といっても過言ではありません。因みに敦賀市内での満65歳以上の免許返納者は、年間約250名で返納者にはバス及びタクシー券、2万円が支援されています。

今後は、移動手段の多くをバスなどの公共交通機関に頼ってきた地域で過疎化が進み路線バスの規模縮小となるとその地域に住む高齢者の多くが移動手段を失い身体的にも精神的にも負担の大きい生活を強いられてしまいます。その様な事がないよう住み慣れた地域で豊かに暮らしていくためには、利便性のよい移動手段の確保が重要になります。

自動車に代わる交通手段をどう提供するのか。全国でも利用者の減少でバス路線廃止やバス運の転手不足など課題は多いです。そこで利用できる時間帯、乗降地点などを全く定めない形態から、路線や時刻は定めるが予約がなければ運行しないという形態まで地域や利用者の実態に応じて様々なサービスの形態を取ることができるオンデマンド交通の導入も今後、地域によっては視野に入れて取り組んではと思います。