先日、福井大学付属国際原子力工学研究所の安田教授から「敦賀市における原子力防災について」の講演が開かれました。これまでの原子力発電所等での事故状況や原子力災害時の屋内退避と避難、また、本市における避難道路についても経路が発電所に平行に東西2方向しかなとし第3の避難道路「敦賀ー高島道路」の整備は不可欠であると指摘されました。
この道路整備については、期成同盟会も結成され整備効果の調査を現在、実施しています。また、先日、高島市在住の方とお話をする中で、やはりこちら(高島市側)も防災はじめ両市の産業振興や地域交流の発展なども含め気運を高めることが必要だと整備の促進に前向きな意見を聞きました。
本市は、3つの発電所の発災に備えなければならない地域です。余計な被ばくをしない放射線の基礎知識や原子力災害対応の流れ、住民対応の心構えなど地元の自主防災会で認識し区民の皆さんと共に防災知識を高めていきたいと思います。