まぶち清和後援会

小型水素発電搭載「FCアシスト自転車」

先週、「環境フェア2024」がきらめきみなと館で開催されていました。そこでは、トヨタ紡織が開発の小型水素発電システムを搭載したFCアシスト自転車の展示が行われていました。

600mlのペットボトルほどのタンクに水素を充填すると電動アシスト自転車と同様、約30~50キロを走行できるそうで今後、本市が水素サプライチェーン構築に向けて取り組んでいるため走行実証が開始されるとのことでした。担当者から説明をいただき水素タンクを持ってみるととても頑丈にできていました。今後は、多くの方に走行していただきたいですね🚲

さて、厚生労働省は、将来世代の基礎年金の給付水準を底上げする方策の検討を始めます。現役世代の人口減少や平均余命の伸びに合わせて、年金の給付水準を自動的に調整するマクロ経済スライドの発動によって 年金額の伸びを抑制するということになります。

支え手となる現役世代の負担が重くならないよう基礎年金では一定の経済状況を前提に、2057年度までと見込まれる継続期間を2036年度までに短縮するとしています。

また給付抑制は、働く高齢者や女性が増えるなど財政が改善、2026年度に終わることが想定されていますが、一方で自営業者などが加入する国民年金の財政状況が悪化していることで基礎年金では2057年度まで続くと見込まれています。そして追加で生じる国庫負担は、年間1兆円から2兆円程度と見込まれ、今後はこれをどう確保していくかが大きな課題の1つと報じられていました。

賃金や物価の伸びよりも年金額の増加を抑えることで、将来世代の給付に備えることや財源の範囲内で年金給付を行えるように調整することなど年金制度の長期的な安定運営にもつながりますが、私たちがが気づかないうちに、公的年金を取り巻く状況は悪化しています。そのため、資産運用を活用して合理的に老後の資産形成をなるべく早く行う必要もありますね。