まぶち清和後援会

行政視察②

本日は、徳島県にある阿佐海岸鉄道で本格運用されているデュアル・モード・ビークル (DMV])の視察を実施しました。DMVとは、列車が走るための 軌道 と自動車が走るための 道路 の双方を走行できるよう 鉄道車両 として改造されたバス車両 のことです。

DMVはマイクロバス(トヨタコースター)をベースに改造(1億4千万/台)され、線路走行用の鉄車輪を装備しており、線路では列車に、道路ではバスへとわずか15秒ほどでモードチェンジを行います。平日は、定期運行で鉄道区間10km、バス区間5kmを運行します。また、この車両の運転には、鉄道免許とバス免許が必要です。

私たちも実際に乗車しました。少し車両に重たさを感じましたが、特別な違和感はありませんでした。観光客の誘致や鉄道車両よりも運用コストの削減、災害時への救援物資の輸送などメリットをお聞きしました。

私もこのDMVについては、平成19年の第3回の定例会で廃線になる歴史ある敦賀港線の存続活用として提案したこともありました。今は、当時とは線路の状況も違いますが、導入することは可能ではないかと思います。しかし、今回の視察から様々な課題も見えてきましたので研究する必要があります。