まぶち清和後援会

教員の嶺南枠新設

私の地元にある別宮神社では、5月3日に例大祭が挙行されます。そして、その時にこども達が神輿を引いて町内をまわります。区民の皆さんには、元気な姿を見ていただきたいと思います。

さて、全国でも教員のなりて不足が続く中、福井県では教員の嶺南採用枠を新規に設けると発表されました。私の地元でもある嶺南地域出身の教員志望者は、関西地方の大学へ進学してそのまま県外の学校に就職する人が多いそうです。一方で地元嶺南地域で働きたい教員志望者は毎年、一定数いるということで、県はこの人材を積極的に採用するため26年度に10人程度の採用を実施します。地元をよく知る教員の採用、なり手不足の解消につながるといいですね。

また、令和5年の全国の公立学校教員の人事行政調査では、精神疾患で休職する教員は7,119人で3年連続で過去最多を更新しそうです。性別では男性が2,866人、女性が4,253人、年代別では30代が最多、勤務年数は3年未満が6割超を占め病気休職の要因は「児童・生徒に対する指導そのものに関すること」が多く次いで「職場の対人関係」「校務分掌や調査対応等、事務的な業務に関すること」となっているそうです。

そして「体罰」や「性暴力等」で懲戒処分等を受けた職員も増加、学校における働き方改革の一層の推進が求められる中、懲戒処分者は増えています。専門家の話では、メンタルヘルス不調は以前から指摘されており、早急な対策が求められています。職場環境にストレスを感じている教員への理解不足が生じていないか、精神疾患を未然に防ぐ適切なフォローを行うためにも管理職と教員の間にある認識のずれの是正なども必要です。早急な対策は、教育現場だけではなく様々な働く場所においても同じですね。