まぶち清和後援会

第19回 地域医療政策セミナー

本日は、都市センターホテルで開かれた「地域医療政策セミナー」に参加しました。早朝、北陸新幹線「かがやき」で東京に向かいました。東海道経由より時間は少しかかり料金も高めですが、乗り換えなしはいいですね。

さて、厚生労働省大臣官房審議官からは「地域医療をめぐる課題について講演をお聞きしました。これからは、85歳以上の人口が増え現役世代が減り、いろいろな面で影響がでてくるとそして、入院患者は2040年にピークとなり65歳以上が8割、外来患者はすでにピークを迎えている、在宅患者も2040年以降に203の二次医療圏がピークとなると分析されていました。また、高齢者の退院に向けた課題や地域医療構想、2040年に向けた医療提供体制の総合的な考えなど話されました。

また「健康の社会的決定要因の視点から地域の健康を考える」の講演では、う蝕の健康の格差や歯科口腔の健康を守る取り組みなどお聞きしました。特に学校でおこなわれているフッ化物洗口のによる「う蝕」多発児の減少など研究による有効性を述べられました。「フッ化物洗口」は自宅で出来ない事を学校でやる意義、また、小さい頃からやるとむし歯になりにくいというデーターも示されました。

本市も病院を経営していますが課題もあります。病院として何を目指すのか、また「フッ化物洗口」による歯の健康を守る大切さを改めて感じました。今回の講演内容をまとめ今後の活動の参考にしていきたいと思います。