昨日のむろと廃校水族館の話の続きになりますが、廃校の校舎を改修した総事業費は約5億5千万円です。高いか安いか・・勿論、国・県の補助も活用されており一般財源はわずか約17,230万円です。しかも展示物は地元の網にかかった生き物でお金はかかっていません。飼育器具等も職員の手作りがほとんどです。
こんなところにもアイデアが・・入場券にも閉館時間の案内ではなく下校時間です。入場料は一般で大人600円、子ども300円。市民は大人500円、子ども250円(未就児は無料)です。その他、特別な割引はありません。「これから維持管理費も掛かりますんね」と館長に聞きましたが地元の皆さんの協力やいろいろなイベントで頑張っていきたいと・・
ここには珍しい生き物もいません。しかし大きな水族館とはまた違う思い出に残る水族館です。そして館内は幼児から大人まで幅広い来館者です。やはり敦賀は海です。敦賀の子ども達の情操教育の場所そして市民の憩いの場所として今後、廃校になる学校やこどもの国また松原公園内に復活したいものです。
最後にこの施設はインターネットでは紹介しないそうです。直接、見に来ていただけるように・・館長の水族館を愛する思いが心に強く伝わってきました。