まぶち清和後援会

原子力総合防災訓練

令和3年度の福井県原子力総合防災訓練が市立体育館で実施されました。今回は、関西電力美浜発電所で事故が発生し大気中に放射性物質が放出され市全域に避難指示が発令された訓練です。私の地区では奈良県生駒市まで避難する予定でしたがコロナ禍ということで市内のみの訓練となりました。

まず、「放射線防護のための基礎知識」や「発生時にとるべき行動」など専門の方の講座をお聞きしました。

次に車両に放射性物質が付着していないか確認作業です。

検査ゲートに車両が入り音声で反応が出た場合は、検知器で場所を見つけその部分をウエットタオル等で拭き取ります。

また、放射性防護対策施設の中に入り実際の感覚も確認しました。現在、防護施設は西浦小中学校と常宮小学校には校内にまた、このようなシェルターは市立体育館と東浦小中学校に装備されています。約20分程度で完成しひとつのシェルターに約80人(通常時)が避難できるそうです。

そして、屋内でスクリーニング検査を実施し反応する製品等で測定値など確認しました。自然災害はいつ起きるか予想できません。日頃、訓練を繰り返すことで課題が見つかりそれを見直すことで新たな避難体制を見出すことができます。家庭や職場、学校、町内などで定期的な訓練を実施し備える事が大切ですね。