まぶち清和後援会

ヤングケアラーの支援

テレビや新聞では、連日のウクライナ侵攻への報道、ますますエスカレートし目的のためには手段を選らばないロシアを誰も止める事ができません。その間、街は破壊され多くの民間人が犠牲者となっています。経済にも大きな影響が出始めています。無力さを感じると共に結末はどうなるのかとても心配です。

さて、話は変わりますが先日、新聞報道で厚生労働省が実施した大人に代わって日常的に家事や家族の世話をする「ヤングケアラー」の調査結果の記事が掲載されており小6、15人に1人が「世話をしている家族がいる」と回答があったそうです。因みに福井県内での調査では、中学生2年生で753人中、34人(4.5%)全日制高校2年生で793人中、31人(3.9%)定時制高校2年生では83人中、7人(8.5%)とそれぞれ回答がありました。世話をしている家族については全国では「きょうだい」が一番多く福井県内では「祖父母の世話をしている」割合が全国調査に比べると高くなっています。

地域や学校で認知されにくいことも問題を深刻化させている原因のひとつです。また、課題も多くありますが、ヤングケアラーの早期発見、学校生活や健康面に気になる児童や生徒がいた場合、頻繁に声をかけ、相談できる体制を構築し様々な角度から支援に繋げる機会をつくることが大切だと思います。また、公的サービスで全ての介護やケアをカバーすることは難しいのが実情なので地域などでもできる事があれば協力することも重要です。