まぶち清和後援会

廃校を活用した施設

先月、千葉県にある廃校になった保田小学校に視察に行きました。ここは、校舎と体育館を利用した「道の駅」になりました。校舎内には、宿泊施設やお風呂も完備、またキャンプ場へのアクセスがよく、車中泊も許可されているため旅の目的地としても魅力です。

また、学校の校舎や体育館を活かした建物は、どこか近代的な雰囲気を感じます。当時の懐かしの学校風景も残されているため、新しさと懐かしさを同時に楽しめます。

また、こちらは、5年前に行った高知県にある「むろと廃校水族館」です。廃校になった小学校の旧校舎を改修しプールや備品などをそのまま活用して作られています。高知県ならではの生き物も展示されていて高知らしさを感じました。

25mプールにはアカウミガメやシロシュモクザメと共にさまざまな生き物たちがまた、手洗い場には金魚が泳いでいました。ここでは、たくさんの海の生き物と触れ合うことができ幼児から高齢者までが楽しめる施設でした。

2つの施設、それぞれの活用方法は違いますが、工夫しながら学校の特徴を残し改修され活かされています。また、それぞれ経営は赤字ではありません。当市でも現在、廃校施設の有効活用が進んでいません。何をするにも財源などの課題は付いてきますが、補助金など模索しながら地域の皆さんと協働で取り組めばきっといい活用方法が見つかると思います。