まぶち清和後援会

部活地域移行

県内では、1日当たりの新規感染者数が、400人を上回りました。直近1週間の新規感染者数は、2,274人で、特別警報レベルの拡大を受け「第7波」に入ったとの認識が示されました。早く4回目のワクチン接種の対象者の拡大を実施しなければなりません。引き続きしっかりと感染防止対策を徹底しましょう。

さて、福井市では「部活の地域移行」について研究、評価する委員会で「モデル部活動」に、市内の中学校9校の「剣道部」を選びました。9校の剣道部は、休日の部活動について、夏休み明けから市剣道連盟が県立武道館で指導に当たることになり委員会では、年度末を目途に成果や課題をまとめるそうです。当市では、すでに市内の中学生を対象に休日の合同稽古会として「レベルアップ事業」を定期的に実施しています。その中では、教員だけでなく多くの指導者が参加し生徒にアドバイスをしたりまた、他校との交流もでき効果が出てたいへんいい取り組みではないかと思います。

しかし、問題は、平日や休日に中学校の部活動を見てくれる都合のよい人材がどれだけ確保できるか、また、指導者の質・量の担保、育成なども課題です。剣道だけではなく現在、部活に入る生徒も少なくなり試合にも出れない学校もあると思いますので近隣校の部活との統合なども一つではないでしょうか。課題が多く試行しながら改善していくことも大切ですが「部活の地域移行」生徒が犠牲にならないよう部員の気持ちを大事に慎重に進めなければなりませんね。