まぶち清和後援会

森林環境税の見直し

台風が通過した海は何もなかったかのように穏やかです。また、暫くは暑い日が続きますので健康管理には十分に気をつけて過ごしましょう。

さて政府は、税収の多くが都市部に配分される制度になっている「森林環境税」について自治体間での配分を見直すとのことです。森林環境税は、住民税に年1千円を上乗せし森林整備の経費に充てます。今後は、山間部への配分を手厚くするため年末の税制改正での実現を目指し税収は、年600億円程度を見込み配分額は、50%を森林面積、30%を人口、20%を林業就業者数を基準に全額を市区町村と都道府県に配分するとのことです。納税開始の2024年度までは19年度から先行する形で国庫から交付金として配分が始まっています。

森林の有する機能は、地球温暖化防止だけではなく国土の保全や水源の涵養など私たちに広く恩恵を与えています。この税金を有効に活用するため手つかずの森林をどう整備するのか?自治体によって整備の進め方も違いますし長期的な取り組みも必要です。専門の担当職員の配置や国などから具体的な活用方法を示すことにより効果的・効率的な整備に繋がるのではないかと思います。